金曜は広尾の東江寺さんで施餓鬼会(せがきえ)があり、そこで語りをさせていただきました。

施餓鬼会とは、餓鬼道に落ちた亡者に食事を布施し、その霊を供養するという仏教儀礼です。さまざまな仏・菩薩・院を招じたご本堂の前に竹を立て、そこから霊を招いて、食事を布施します。

東京はちょうどお盆の季節です。お盆は、自分の先祖の霊を祭るものですが、先祖だけでなく無縁仏となって、成仏できずにさまよう霊をもお祭りしようという儀礼です。

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さらにその夜、同じく東江寺さんで一般の方向けの「語りの会」。

東京では今年最初で、そしてたぶん最後となる語りの会でした。

ブラジルに行く直前か、あるいはブラジルからのメールという急なお知らせにも関わらず90名ほどの方にいらっしゃっていただき、超満員となりました。本当にありがとうございます。

・・と同時に、バタバタしていてお知らせを出すのを忘れてしまった方がたくさんいてお叱りのメールが・・。他意はなく、PCでの管理がうまくいっていない所為です。むろん僕の所為ですが。申し訳ございませんでした。

演目は・・

『小原御幸』(平家物語)
『夢十夜』(夏目漱石)より2作品
『吾輩は猫である』(同)より
『怪談』(ラフカディオ・ハーン)より2作品

・・でした。

お寺で怪談という催しで、施餓鬼会のままに突入!ですから、入り口には招霊の竹が立っている。ここで怪談なんて竹の意味を知っている人は怖すぎ・・です。

お口直しに入れた『吾輩は猫である』が特に大ウケで、お客さんの笑いすぎに思わず僕も笑ってしまい、一瞬中断というハプニングもありました。前にも一度やった作品ですが、ここまで笑われるとは思わなかった。

しかし内容としては、やはり怪談や死者の話が中心ということで、最後に東江寺ご住職の飯田義道師によるお話と読経があり、そしてご希望の方はご焼香をしていただいてのお開きとなりました。

時差ぼけの頭に6作品暗記というのはちょっとハードでしたが、みなさまにもお楽しみいただけたようで何よりでした。